添加用半田
電子部品製造において、強固な半田接合を可能にするためには、適切な半田量の選択が非常に重要になります。しかしながら、近年、マスク厚の薄化、部品間隔の狭ピッチ化といった、小型化へ向かう市場動向によって、半田接合の難易度が上がってきています。添加用半田プリフォームは、このような問題に対応できる商品となります。
プリフォームは、通常、長方形の形状をした、フラックスを含まない合金となります。プリフォームは、塗布された半田ペースト上にピック&プレース装置にて載せられます。プリフォームと半田ペーストの合金が同じ場合、プリフォームは半田ペーストと同じ温度でリフローすることができ、必要なフラックスは、半田ペーストに含まれる分から供給されます。プリフォームを使用することで、半田ペーストのみを使用した場合よりも半田の量を増やすことができます。特に、マスクのピッチが0.3mmまたはそれ以下のような狭ピッチのアプリケーションに対して有効です。
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